6月27日(土) 『風の谷のナウシカ』

 『風の谷のナウシカ』を観てきました。
 3月以来の映画館でした。
 『2分の1の魔法』や、『ムーラン』の予告は、3月の時も観ました。
 コロナによる公開延期を、しみじみと感じます。

 さて、ナウシカについてです。
 映像の古めかしさや、スタッフロールの短さから時代を感じるものの、内容は不滅です。
 現代にも通じるところがあります。

 まず、腐海を破壊しようとする人々です。
 腐海は大地の源であるのに。
 これは、環境破壊の問題と通じています。

 次に、毒による病気に苦しむ人々。
 特効薬も特にない。
 これは、まさに新型コロナウイルス
 …すこし、こじつけがましいかもしれません。

 そして、蟲たちとの「共生」。
 王蟲は敵ではない。
 人が、断定しているだけで。
 このことは、いままさに、分断されつつある社会に問われていることではないでしょうか。
 異なる性質、考えの人を毛嫌いするのではなく、理解しようとする。
 共生しようと努力する。
 深く考えることとなりました。

 以上、不朽の名作、『風の谷のナウシカ』でした。