5月16日(土)

 アニメ「どろろ」を観終わりました。
 昔ではなく最近の方です。
 生まれた時に、鬼神に体を奪われた百鬼丸が、どろろという子とともに、体を取り戻していく物語です。
 人の弱い部分を痛感しました。
 一話一話が重く、描写も残酷なので、小さい頃には観られなかったと断言できます。
 よくないとは知りつつも、ついつい手を出してしまう。
 そういう精神的弱さを誰もが持っているのではないかと思います。
 そう考えると、誰もが内に鬼神を抱えていて、そいつと常に闘っているのではないでしょうか。
 ちょっと中二病のようかもしれませんが。
 どうやって生きるのか。
 自分にあるものを生かすも殺すも自分次第。
 人間というのは、弱さに屈せず、茨の道を進んでいく生き物なのだろう。
 そう、感じました。
 やっぱり、手塚治虫という人はすごい人だったのだと思うとともに、リメイクしたスタッフさんたちにも感謝です。